スピードメータ修理
ひさかたぶりの更新です。 まっ、さぼり癖が出ちゃったってことで緩ーく見てやってください。
さて、久々の入院はデルタEVO2のメータです。 お約束のモータドライバ用トランジスタの焼損だと思われました。 が、既にオーナさんがご自分で修理(部品交換)したものの動作しないということで来院だということがわかり、部品の不良ではなさそうです。
こうなると、原因は基板以外にあるか、基板のパターン切れぐらいなのですが、モータに直に電圧をかけると動作しますから、後者の方です。
余談ですが、ネット上の情報には基板修理の際にハンダで詰まったスルーホールをドリルでザグって穴を開けるなんていう乱暴な行為も紹介されています。 良い子は絶対マネをしないように!
さて、どこが切れているかわかりませんし、基板の基材もかなり焼けていますから一旦部品を外してクリーニングしてチェックしましょう。
部品を引っ剥がします。
エタノールでふきふき。
切れている部分(スルーホールとランドが切れてしまっている)は後でジャンパすることにして、サクサクと元どおりに組みます。 組み終わったら、いつもの擬似車速発生器で動作テスト。
無事に動作しました。