Accuphase Part1

iaw_mania2006-06-17

久々に、そそる修理依頼が来た。かなり旧式のアキュフェーズ、トリオ(現ケンウッド)の創始者でもある春日二郎氏が、オーディオマニアのためにつくった高級オーディオメーカである。 デジタル化した時代以降のものは素人修理はまず不可能と考えてよいが、この時代のものはフル・ディスクリートで組まれており(正確にはDIPパッケージのオペアンプがあるみたいだが)、ボクの手に負えそうだし、どんな仕事をしてるのかも興味があったので、二つ返事で引き受けた。

で、まずは動作させてみないと始まらないので、早速、電源を...
うっ、なんだ、このインレット...依頼者からは本体しか預かってないし。

バッ!(電球の灯く絵) 延長コード使えるかも。Flets(百均)まで走ったね。

で、無事電源供給完了。 アキュには悪いが\100の電源で当分我慢してもらおう。

Line入力(AUX,TUNER)からなら正常に動作するということだったので、適当なスピーカー(FE-103シングルバックロードホン)をドライブしてみる、ソースは手短かにi-Podだ。 うん、ええ感じ、のびのびしたストレスの無い音やな。 ボリュームを触るとガリるのが気掛かりだが、ALPSの汎用の密閉型ボリュームなので、代替え品は手に入るだろう。

けっこう、埃がついてるな(笑)
依頼者には、他にもアンプぎょうさんあるから、別に急がないよ、とお言葉をいただいているのでボチボチやるとする。
今日は、ここまで。