国際体操中心遊泳館

iaw_mania2010-04-17

 長期の出張では、体調の管理というのが結構大変です。 普段ならジムで筋トレ、プールでスイムを少なくとも週二でこなしている電脳職人でありますが、右も左もわからぬ異境の上海にあっては、運動不足と美味しい中華料理のおかげで、身体は弛むわ体重は増えるわ、えらいことになるわけです。
 そんなわけで、ネットでざっと調べたところ、市内にいくつかスイミングプールをみつけました。 その中から、評判の良さそうな「国際体操中心遊泳館」へ行ってみました。

地下鉄2号線の中山公園駅から徒歩10分ちょっとの所にあります。
国際体操中心の大きな体育館の裏側なのでちょっとわかりにくですが、駐車場の整理員のおじさんに聞いて無事到着です。

駐車場はクルマでいっぱいです。 どうやら、スイミングスクールがあるらしく、子供の送り迎えのためのクルマのようです。 この辺の事情は日本と変わらないですね。

思ったより奇麗なエントランスの奥にカウンターがあり、ここでビジターで利用したい旨を伝えると、初めての利用か?と聞かれ、スイムキャップは持っているか?とか聞かれ、利用料金30元(約400円)を払う。 利用時間は90分なのでそれまでに上がってくるように的な事を言われたようだが中国語なのでよくわからず、適当に愛想笑いしつつ謝謝といいながら入場。
ロッカールームはお世辞にも奇麗とは言えないが、実用レベルでは大丈夫、シャワールームも個別に仕切られたブースになっており、温水のたっぷり出る、これと言って不満のないものでした。

さて、プールの方はというと、照明が暗いめで、若干古びた感じですが国際大会も行われたというだけあって、50m×8レーンの長水路で水質も問題なし。 さすがに長水路は、普段20m超短水路に慣れた身体にはきつかったですが、いい練習になりました。
全8コースあるレーンのうち4レーンはコースロープを取り去り、自由遊泳(子供や親子連れの水遊び用)でのこり4レーンがスイム用となっている。
難を言えば、大半のスイマーが平泳ぎ(カエル泳ぎ)でゆっくり泳いでおられるので、クロールでチトばかしスピードをだすと、追いついてしまうことぐらいか。 もちろんバタフライなんぞを泳ぐ方は、一人もいない。

そんななか、日本語の会話が聞こえて来たので、挨拶をしたところ、現地駐在の方で、毎週日曜の昼ごろから、練習されているということでした。

帰りには、何の合格なのか訳がわからない、「合格証」が発行されました。たぶん、本当は健康診断を受けてからでないと利用できない仕組みで、それの合格証のようです。