Blower Fan Resistor

昨日、コルソマルケでＣ．うさんとファンレジスターが焼損する故障について話していた直後、帰りしなに、ゴルフのブロアレジスタが逝ってしまった。
シンクロニシティーというか、偶然にしては出来過ぎている。
かみさんのクルマなので、風量無しか全開かの二者択一ではクレームは必至なので、とりあえず復旧せねばならない。
今日は朝から大雨で、ボーと祇園祭の中継を見ていたが、巡行も終わり、雨もおさまってきたので、作業にかかるとする。
ブロアレジスタはその発熱を冷やすのにブロアの風を利用しているので、シロッコファンの吹き出し口付近に設置されている。　手当りしだいに助手席側をひっぺがすと、ありました。　グローブボックスの奥の下です。

とりはずして見ると抵抗器自体は焼けてない模様で、横ちょについてる温度フューズが飛んだようだ。　やはり、テスターで計ったらオープンしていた。

で、さっそく、温度フューズを交換、元のはリード線を溶接してあったが、交換品はハンダ付けは不可なので、スリーブを被せて圧接しておく。

無事動作するようになったが、フューズが切れるからには、おそらくは、モーターの動きが渋くなって過負荷による過電流が原因と思われ、根本的にはシロッコファンを新品にするか、ＯＨするしかないと思われる。
ちなみに、旧車ではブロアレジスタのみ部品で出るが、最近の車種では上記のような原因が考えられるので、レジスタ単体では出ず、ブロアファンアッシーごと交換しなければならないらしい。